神奈川県歯科医師会学術大会

1月10日（日曜）、神奈川県歯科医師会第14回学術大会がパシフィコ横浜で開催されました。

二つの特別講演と19のポスター掲示による発表がありました。ポスターは3ブロックごとの発表で、私はその内ひとつのブロックの座長を任されました。

私たちが遭遇する日常臨床をテーマとした演題、県民の健康や福祉などを題材とした演題など多義にわたるテーマがあり活発な質疑応答となりました。

また県歯科医師会からは開館となったばかりの「歯の博物館」を紹介する発表もありました。

同館では横浜が発祥の地である近代歯科医療の歴史が分かり易く紹介されています。

立派なガイドブックもあります。是非多くの方たちに見学いただき歯科医療への興味を持ち、歯の大切ささを改めて感じていただけたらと思います。

特別講演はより専門的ですが歯周治療（歯肉の治療）および修復治療（むし歯治療）に焦点を絞ったものでした。

非常に大切な診療に直結する演題ですから私たち歯科医師は勿論、多くの歯科衛生士さんも出席し熱心に聞き入っていました。

診療所ごとに治療のスタイルはさまざまではありますが、骨格となる考えには普遍的なものがあります。

そこを一歩掘り下げ、より確実な結果を得て患者さんの健康に結び付けてゆくことの重要さも演者の先生方の熱意から伝わってきました。